2007年10月1日月曜日

オープンセサミ

・生まれてきた環境で、それが常識と思っていたことがちがうなんてことはよくある話で。

・食堂の息子として生まれてきて育ってたために、たとえば、ケチャップといったらチューブのものではなく1キロの缶に入ったゴツイものを思い浮かべるし、地元のほかの同業者にはいけないってなんとなくの暗黙の了解が存在したりするんですよね。



・こないだ出入りしている食材屋がいつものTHE結婚サギ顔の人(イケメンってことっすよ)じゃなくて、アンジャッシュのイケメンじゃないほうに似ている感じの新入社員がきたですよ。

・で、ないものを書いてある紙をせっせと自分の手帳に書き写しているときに、「ゴマ油がとくにないから、もしなかったら1本でもいいから持ってきて」といったのですよ。いつもは箱でもらってますよ。

・そうしたら1本しか手配して持ってこなかったと。いかにも新人っぽいミスでしょ? いわれた以上のことに気がまわらないタイプね。みんな通ってきた道だよ。



・で、ラー油が切れまして、ゴマ油が必要なのです。店は中華料理屋にしてはゴマ油は使わないほうですが使いだすとやはりゴッソリいくわけですよ。



・だから買いにいく昼です。全然いきたくなかったのですが。そして最初のスーパー、2軒目のスーパーで気がつきます。「もしかして、1.8リットルのゴマ油って売ってない?」って。



・それまではバラエティでおなじみの一斗缶を使用してましたけど、それだと減らないから品質が変わりすぎるってペットボトルにチェンジしたくらいですが、一般家庭では1.8リットルのペットボトルのゴマ油でも多いくらいなんですね。最大で400グラムくらいなもんで。



・だから、結局、業務用の食材屋にいってきて買いました。すごくムダに昼休みを過ごしたような気がします。ただ、ゴマ油のペットボトルはなかなか売ってないという知識は得ることができました。

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