2008年9月19日金曜日

「手打ち専門店アラキ」うどんそばラーメン(富山市)

・老舗のうどんそばラーメン店です。富山市の海の近く岩瀬というところにあります。
・今年の5月に店の向かいに移転してオープンしてからいってないということでいきました。
・うどん、そば、ラーメンと、手打ち麺で、昼のみ営業というスタイル。麺自体のボリュームがすさまじいのが売りです。
・店舗が変わっても基本スタイルは同じようで、入ってすぐのところで食券を買って、席についてからオバチャン(たくさんいる)に券を渡す。水やなんかはセルフサービスで、コップやら湯のみ、それを入れる所帯じみた棚まで前の店のままだった。

・前はいろいろと拡張などの末にああいう独特の雰囲気を持つようになったのかと思っていたけど、どうやらもともとの店主の哲学というかセンスというか美学が貫いてあるみたいですね。
・おしぼりはセルフでもってきて使用して、おしぼりを置く皿だけ、テーブルのスミにあったり、すべての棚に備え付けの扇風機がつけてあったり(クーラーはガンガンに効いていた)してました。
・新店舗は確認してなかったんですが、前のトイレにはペーパーホルダーが壁に5つくらい設置してありました。

・富山ブラックの元祖と呼ばれる富山市西町の「大喜」の店内もなんつーか独特なセンスに満ち満ちてまして(古銭コレクションとか)、キャリアのある店は独特のセンスがにじんているのかしら?と思ったりします。

・ザルうどんと、ホルモンうどんを食べました。奥さんは「いつもいろいろと食べようと思いながらホルモンうどんを選ぶ」と嘆いておられました。おれはあまりの量に1回リバースしそうになったので、ホルモンうどんは美味いと思いますが避け気味です。

・あいかわらず、讃岐の人に食べさせてリアクションをみてみたいと思わせる、つるつるとしてコシがあり、まことに美味いです。ツユの味は富山県人好みで甘くなっております。

・新店舗になり、画期的になったのがたのんだメニューが出るのが早いことです。これはたぶん、新調した食券販売機が、買うと同時にそのメニューが調理場のほうに知らされる仕組みになっているのではないだろうか?と推測。だから食券を買った時点で、うどんを投入してゆではじめることができる。これなら早く出せる。まあ、ドライブインとかの食券はこのタイプが多くなってきてます。

・1回いく価値のある店です。もちろん、ソバもラーメンも美味いです。うどんが1番だとは思いますが。

2008年9月12日金曜日

「お食事処 川原」食堂(石川県羽咋市)

[Kawara Syokudou](音あり)

・石川県の羽咋市には、UFO伝説なんてのがあり、UFOの目撃情報もあるってんで、UFOを町の活性化に役立てようなんて動きがありまして、「コスモアイル羽咋」なんてロケットとか展示してあるところもあります。

・でもって、「川原」ではUFOラーメンを名物として出しているのです。ほかにもやってるところがあるみたいです。

[Yahataすしべん]

・石川県で広くチェーン展開をおこなっているこの店にもありますね。

・昔ながらの食堂をリフォームといったおもむきで、カウンター、テーブルに、座敷席。

・入った時間が13:30くらい。常連と思しき方で6割ほど。その常連の帰りとかちあったのか、タイミングが悪いのか、もともとなのか、「いらっしゃいませ」の声はなし。座っていいのかわからないけど、入り口付近は狭いので、しょうがないから座敷に座る。
・で、メニュー決めて「すみません」と声をかけたら、客と思っていたカウンターに座っていて、別の座敷と話していたオバハンが動き出して、水とおしぼりを持ってくる。

・ああこういうノリなんだなと。常連さん第一主義というか、そういう感じで。

・それを目当てにしていたことだし、UFOラーメンを2つと餃子をひとつ。まわりの常連さんはドンブリを軸にうどんとかラーメンを足している感じだった。

・UFOラーメンは、ミソ味をベースに野菜があり、ミツバとえらいたっぷりのコショウがかかっており、UFOを模したホタテの水煮と、宇宙人を模したイイダコと、月らしい、半切りのうで卵。通常のラーメン500円にたいしての750円は、イイダコとホタテなんだろうなと思う。

「スペイシーだからスパイシーってことで、たっぷりのコショウと、不思議な味を出すためのミツバの風味なのかな」と思いながら、やけに辛いラーメンを食べる。

味は普通というか、コショウなんぼなんでも多すぎ。あまり、ホタテもイイダコも存在感がない。麺が美味い。餃子も皮が美味かった。

2008年9月3日水曜日

「ヘルシーDINING 天音」洋食(富山県砺波市)

・玄米などヘルシーな料理を出す、料理屋さんです。
・入った感じ、モト普通の喫茶店をリフォームしたって感じ。
・ヘルシーといったらメインは女性客ということで、ほぼ男性はおれと老夫婦くらいだったなあ。それでまたかしましいったらなかったな。「ギャハハハ!」と叫ぶようなタイプの客が多かったな。帰り、駐車場のナンバープレートをみると京都ナンバーがありましたので、イレギュラーの関西の客がいたのか、モトからそういうスジの客がいるのかはよくわかりませんが。ともかくテーブル席はうまっていたので、カウンターに座ったのでした。

日替わりランチ」と、「八彩御膳」をたのみます。日替わりランチはチキンライスでした。プラス50円でチキンライスのコメを玄米にできるそうでしたが、奥さんの御膳が玄米だったし、いいかなと普通の白飯。

・チキンライス、なめことみょうがのスープ、ポテトサラダ、春雨の酢の物、チョコムースにコーヒーが日替わりランチ。

・焼き魚、玄米ゴハン、小鉢超豊富なのが「八彩御膳」。デザートはカボチャのプリンだったか。なお、コーヒーはセルフで飲み放題。

・全体的に上品な味というと、耳障りはいいでしょうが、薄いですね。いろいろと薄い。塩分が薄いというのもありますが、奥行きも薄いですね。コク等の旨みなども足りない感じ。だから、関西系の薄味というのともまたちょっとちがう。

・おれなんか、「ああ、女性がヨロコブ味だ」なんて思いながらおずおずと食べていたんですが、奥さんは「これはちょっと薄すぎる」とはおっしゃってました。デザートなどもそうでした。

・味はともかくおれはうるさかった。頭が痛くなるほどうるさかった。女性の嬌声に弱くなってきたなあと思う。